「天に向かってつば九郎」について

「天に向かってつば九郎」について

お疲れ様です。KIRIです。プロ野球「東京ヤクルトスワローズ」のマスコットでおなじみのつば九郎ですが、漫画になっていることはお気づきですか?今回は、多々漫画化されている中で一番のお気に入りである「天に向かってつば九郎」について書いていきます!

つば九郎

外見・容姿

基本、外見や容姿は現実のつば九郎に基づいていますが、一部の回では健康を気にしたり共演したアナウンサーに心を寄せてダイエットに奮闘したことがあります!(ただし前者は燕太郎に間違われ、後者は後述の初期の体型並みにスリムに痩せたものの、その共演したアナウンサーが結婚に伴い共演した番組を降板したためショックでやけ飲みし太って元の体型以上に太ったなど報われずに終わります)また、現在の姿とは違い、「swallows」の刺青がなくスリムな体型だった初期の姿バージョンも20年前の回想シーンなどで登場しています!また両腕の翼は寿司を握ったときに羽がついたり麻雀で自分の牌を崩してチョンボしたりするなど却って邪魔になることが多いようです…

性格

毒舌な発言や他の人を茶化す行動は現実に基づいていますが、漫画では更にトルクーヤを中心にいたずらしたり図々しくつばみやトルクーヤの親切を利用しておばあちゃんになりすましたり自分の利益を優先して妨害したり若い女性が好きで彼女らにバズーカを優先する、射的でサービスする、高級腕時計をプレゼントする、ツーショット写真に鳥(ミング)する際、女性だけ残して後の男性は除外するなど明らかにえこひいきしながらそれ以外の不細工?な子供や若い男性にはあげようとしたサインを捨てる、自分の食べかけをプレゼントするなど雑にあしらうことも多々あります…が、その一方幼稚園の子供に対してはヤクルトをプレゼントしたりコンビニにヤクルトの魅力をアピールしてヤクルトを売るように説得したり女子野球チームにジョアを勧めたりぼったくりバーで身ぐるみを剥がされ上半身裸になってしまった男性にスワローズのTシャツをプレゼントするなど男性や子供相手でも親切にする場合もあります!他にも五月病で明日からまた仕事で憂鬱になっている男性を神宮球場に誘って(あくまでもつば九郎自身は球団の利益のためですが…)野球観戦することで遠回しに励ましたこともあります!また、渡り鳥である本物のツバメに対してはカラスから庇い巣作りのサポートをするなどそちらも親切にしていながら最終的には「ペンギン」と見なされてしまい完全には報われずに終わります。ちなみにそちらも公式に基づいていますが「ペンギン」と間違われるのを嫌っておりバズーカで撃つ、水鉄砲をぶち込む、蹴り上げるなど制裁を与えることも多々あります!カップルなど言わば「リア充」も嫌っておりカップルに対して「わかれろ!」とフリップを出したり男性の方にプロレス技をかけた場面もあります。他にも他球団をモチーフにした動物や単語を目の敵にしている場面もあり、セ・リーグではウサギのキャラを殴ったりこどもの日のプレゼントを発表した際球団スタッフから「鯉のぼりは?」と聞かれた時は怒りの形相で「ねえよ」と激昂したことがあります。セパ交流戦ではパ・リーグの球団のモチーフとなった動物と決闘したり霊に取り憑かれたり等つば九郎が振り回されることも多々あります。尚、ドアラと共演したことがありますが、そちらは張り合っているようで仲は良いようです。尚、行動にはしっぺ返しをされた場面も多々あり、凧揚げを妨害した後雷を浴びたり、賽銭の売り上げを使って豪遊しようとした際雷を浴びたり、占い師の指示を無視した結果自分が酷い目に遭ったり、幽体離脱した際、からかった結果除霊されたり、トルクーヤの野菜を盗み続けた結果、途中で仕掛けた電気柵に引っかかり入院したり、稲刈りをサボった結果生き埋めにされたり、田植えで来た人を地中から驚かそうとした結果8万人の援軍に埋め尽くされたり、愛鳥週間で豪遊した結果ギリギリ日付が変わってしまったり…等自業自得もありますが、貧しい孤児達に宝くじの当選金を寄付したら珍しく「子供の笑顔を買ったと思えばあれでいいんだよ」と思った矢先、その孤児達に豪遊されたりツバメの巣作りを手伝ったらペンギン呼ばわりされたり優先席を独占した不良を説得できたのに座ろうとした老人が次で降りてしまったり、飛行機で受験生を励ましたのに工事中の穴に落ちたり等良いことをしたのに報われないことも多々あります。他にも老後の自分の夢を見た後は「いつか自分に返ってくるだろう」と悟り老人に親切にしたこともあります。

趣味嗜好

競馬好き、酒(特にビール)好きは公式から基づいていますが、漫画では日中から飲酒したり競馬をするなどは少なくなく、「はじめてのおつかい」のパロディで子供であるはずなのに競馬場行ったり「鶴の恩返し」のパロディでは仕事するふりをして競馬をやってたり等もざらにあります!

素行

先述の通り、いたずらをしたり暴力を振って制裁を与えたり、飲酒をしたり賭け事をしたり等多々ありますが、えこひいき中心ながら親切に振る舞うこともあります。「愛鳥週間」を利用して自由奔放に振る舞ったり自分だけが魚が釣れなくて恥をかくのが嫌で他の人を妨害するなど傍若無人ですが、親切に振る舞うこともあります。自分のことを「ペンギン」と呼んだ相手に制裁を振るったりいたずらや盗みは働いたことはありますが、普段暴力を振るうことや人に危害を与えることはなく逆に人質や街や地球を助けようと敢えて悪者からの指令「始球式に出るゲストに対して手を上げる」、「空中くるりんぱを失敗する」、「バズーカで人を撃つ」、「ビールを30杯飲む」等敢えて悪い条件の約束を守ってファンを人質にした悪者グループ、神宮球場を爆破しようとした悪者グループ、東京を火の海にしようとした怪獣、地球侵略を狙った宇宙人などを止めたり(作り話か本当かは不明)など根は悪いことはしないことが特徴です!ちなみに漫画では時事ネタを取り上げることはあまりありません。その一方、マラソンでは他の参加者を妨害したり稲刈りでは最初だけやって後は高みの見物で周りから顰蹙を買ったり、ビールの売り子をしている際は自分も在庫のビールを飲み干し客にぼったくるなど危害を加える以外では難がありまくりです。パロディネタでは「アラジンと魔法のランプ」のパロディではランプの精、「マッチ売りの少女」のパロディではおばあちゃんとして登場していますが、気の利いた答えをしていながらヤクルトを3本あげただけだったり、どうでも良い助言を与えて主人公(つばみ)に「かえれ」と突き返されたりと良いところはないです…

知識・身体能力などその他

漢字の知識について読みは「正球(ストライク)」「脆弱(ぜいじゃく)」、「花椰菜(カリフラワー)」など当て字や難しい単語も読めるほど博識ですが、書きはからっきしできず、(単語は知っている「楽勝」や自分の名前である「つば九郎」の「九郎」ですら書けなかったり)筆談はひらがなだけになっています。あと、実際には喋ったことはあるようですが、漫画では声を出せず助けを求めることができなかったことがあります。他にもスポーツはスキーができたり飛行機を操縦する場面もあります!野球も中央にビール券があった場合限定ですが、投手もできるようです!

つば九郎以外の登場人物

つばみ

公式通りつば九郎の妹ですが、つば九郎を兄として慕っている場面はからっきしなく酒を飲んでいたり競馬を見ている兄にあきれかえったり制裁を与えることが殆どです。兄と同様台詞は筆談ですが、彼女は漢字や顔文字も書けることが特徴です!女性スタッフと行動を共にすることもあるなど女性陣とは仲が良いように見えますが、相手が女性であっても嫉妬深くビールの売り子をしている際、他の売り子が「神宮で一番可愛い」とチヤホヤされるとビールで呼ばれたとたん他の売り子を突き飛ばしてまで自分で出番を奪ったり他の女性に張り合って身体のスタイルを変えたり等手段は選ばないようです。後身体能力も2人分ダンスを踊れるなど軽快に身体を動かせるほか、腕力が強く肉じゃがを作る際は牛を捕まえたり女児ヒーロー番組を提案した際は人間の姿をした美女のヒーローに変身した後に怪人を殴りまくったりトラックを素手で止めるなどこのキャラ(ファンの皆様ごめんなさい)連想してしまいます…ただ、全てを腕力で解決するわけでもないらしく「さるかに合戦」のパロディでは「勝利の女神」として加勢はしながら攻撃は一切せず見守ったり…など敢えて手を出さなかった場面もあります。また、バレンタインデーの回では毎年違うメニューに挑戦しながら毎年彼女の家が火事になりその後彼女が火傷した家から現れたり機転を利かしてオチを作ることが定番ですね!

トルクーヤ

マスコットは今現在引退していますが、登場人物としてはレギュラーとして登場していますしかしながら扱いは不憫であることが多く、つば九郎に野菜を盗まれる、飲食代のつけを払わされる、雪で生き埋めにされる、備品をネットフリマに出される、エアコンを盗まれる、メキシコの仲間に「ピコ太郞」として活躍したとガセネタを吹き込まれる…等が多く里帰りしたときは鬱憤を晴らしつば九郎に似た相手レスラーに圧倒したこともあります!ちなみにそのレスラーに再戦を申し込まれたこともありますが今度は彼(彼女?)が色っぽくなったこともありラウンドガールとして試合に出場しています。他にも手作りのぬいぐるみがつば九郎の部屋にいるすわくろう(つば九郎をたまに手伝ってくれる存在)を倒すなど報復する場面もあります!先述の通り、行動に女性っぽいところも多々あり、裁縫が上手く赤ちゃんのオムツ替えも難なくできたことから一部のモブキャラ(男性)から「中の人は女性ではないか?」と誤解され実際コインランドリーでマスクを取りに来た女性スタッフ(実際は正体ではなくトルクーヤの代わりにマスクを取りに来た)をトルクーヤの正体だと勘違いされたり「君の名は。」のパロディになりかけてもいましたが、トルクーヤの正体が女性であるかは結局謎のままです。

すわくろう

この漫画ではつば九郎の部屋にいるつば九郎のお手伝い的存在でつば九郎の部屋を片付けてくれることがメインですが、そちらも扱いは割と酷くバルサンを焚かれて気絶させられたことがあります。とはいえ報復することもあり雨漏りをつば九郎本人に飲ませたりつば九郎も焼却炉に運んだこともあります!しかしながらつば九郎のことを思ってつば九郎が禁酒宣言した際は油断して飲酒しないよう縛り付けるなど割と過激ですね!

他にも球団スタッフや一般市民、ヤクルトのえらい人など登場人物は多々ありますが、長くなるので割愛させていただきます!

詳しく見たい方は下記リンクからどうぞ!1巻から読むことをオススメします!
天に向かってつば九郎(1) (シリウスコミックス)

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