印象深い寅さんのエピソード、裏事情、裏情報集

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お疲れ様です!KIRIです!今回は、個人的に印象深い「男はつらいよ」のエピソードや裏事情等を書いていきます!

ちょくちょく変わった主題歌の歌詞

主題歌である「男はつらいよ」の歌詞も本来1番は「俺がいたんじゃお嫁にゃ行けぬ わかっちゃいるんだ妹よ~」、2番は「ドブに落ちても根のある奴は いつかは蓮(はちす)の花と咲く~」ですが、シリーズが進む毎に歌詞が変わったパターンや別パターンがあります!5作目以降殆どのシリーズはは妹のさくらが既に結婚しているため歌い出しが「どうせおいらはヤクザな兄貴 わかっちゃいるんだ妹よ~」、4作目のみ「どうせおいらは底抜けバケツ わかっちゃいるんだ妹よ~」であり、17~19作目は2番の歌詞が「当てもないのにあるよな素振り それじゃ行くぜと風の中~」と完全別パターンになっています。また、冒頭に「私、生まれも育ちも葛飾柴又です~」と寅さんのセリフが有り、殆どがこのセリフですが31作目のみ「大道三間、軒下三寸、借り受けましての渡世。わたくし、野中の一本杉でございます」に変更されています。他にも「底抜けバケツ」と「それじゃ行くぜと風の中」バージョンは歌詞自体が歌い出しのみならず完全に変わっていることも特徴です。

小諸市に縁が深かった「寅さん」

「男はつらいよ」はこれまで沢山のロケ地で撮影が行われており、ファンからも誘致があったほどですが、寅さんを演じた渥美清さんが気に入って縁が深かったロケ地に長野県小諸市があります。「サラダ記念日」のロケ地にもされていましたが、ロケよりも前に後(1995年)に小諸市に開館された「渥美清こもろ寅さん会館」の館長さんとプライベートで親交深かったこともあげられます。きっかけは館長さんが電気会社の社長をやっており関敬六さんを始め俳優さんを交流を持っていたとされます。その絡みからか渥美さんが下積み時代から仲が良く「男はつらいよ」にも「ポンシュウ」という寅さんのテキ屋仲間を演じた関敬六さんのつてだったとされています。そこから渥美さんと館長さんが親交深くなったことや、出身が東京で地方が故郷ではなかった渥美さんが人柄や街並みを気に入り、公私混同を嫌いプライベートを伏せていた渥美さんは小諸市を「第二の故郷」と気に入り館長さんに「小諸のお父さん」と呼び慕っていました。館長さんが「寅さん記念館を開館したい」を渥美さんに打ち明けたとき渥美さんは「トラックで撮影所に来て」と連絡してくれており沢山の撮影で使った素材、渥美さんが所蔵していた品々などを寄贈してくれておりそして開館する経緯になったと。1995年の開館式典も渥美さんが当時癌に冒され体調がよろしくない中駆けつけてくれており、テープカットにも来てくれていました!しかし、2010年代に入ると館長さんが亡くなったことや市から補助金が無くなったことなどがあり閉館になりましたが、長野県出身である自分からすれば印象深いかなと思います!

寅さんの恋の行方

これまで寅さんは沢山のマドンナに恋をしたことがありますが、マドンナが既に交際相手や婚約者がいたり(1作目、2作目、フーテンの寅、4作目、望郷編など)マドンナが険悪だった夫と和解したり(純情編)マドンナの相手に相応しくないと悟り寅さん自ら身を引いたり(恋歌、サラダ記念日など)同じくマドンナに惚れていた岡倉先生に代わって気持ちを伝えるつもりだったためやマドンナの実家を継ごうと奮闘しようとするも寅さん自身が失敗したため冗談だと解釈してしまったり(夢枕、口笛を吹く寅次郎など)恋敵となる青年に酔いのあまり恋愛指南した結果、結局青年とマドンナを結ばせてしまったり(子守唄)就職先や失踪したはずの夫が見つかったり遠くで無事働きながら生活できているなどマドンナの朗報を知ることに安堵して身を引いたり(奮闘編、恋やつれ、真実一路など)様々ですが、一番寅さんと距離が近かったのが浅丘ルリ子さん演じたリリーです。寅さんが惚れたマドンナは基本御前様の娘さん、学生時代の恩師である散歩先生の娘さん、美容院を経営している幼なじみ、喫茶店を経営しているシングルマザー、その他看護婦さんや女医さん、旅館の女将さんなど寅さんからして「堅気」と言える人間が多い中、歌手でありながらも各地を放浪して旅しているということから寅さんと同じ境遇であり接点が多かったのが彼女ですね。そんなリリーも一度はお寿司屋さんの男性と結婚し女将になる形で堅気になりかけますが、離婚してしまいその後は再び放浪生活を送りながらも「紅の花」では再婚しますが、夫に先立たれて島で暮らすといった紆余曲折の人生を送っています。6作出演し、「紅の花」の段階で浅丘さんは渥美さんが最後の出演になるかもしれないと悟り「リリーと寅さんを結婚させてほしい」と懇願したとのエピソードがあります。然し結局寅さんは誰とも結婚することなくリリーはジャズ喫茶を経営する形で生活を送っていることが「お帰り 寅さん」で分かります。

他にも沢山、寅さんのエピソード!

これまでの記事にも書いた内容もありますが、寅さんには就職、恋愛、家業の跡継ぎなどエピソードが沢山あります!まずは就職関連で「望郷編」では世話になった親分が身分上やこれまで家族や周りの人にしていた態度がたたり殆どの人に看取られることなく亡くなったことから寅さんも心を入れ替えて堅気になろうと雇ってくれるところを探すもこれまでの言動などから柴又の住民からの評判が悪かった寅さんはタコ社長の工場を始め、銭湯、天ぷら屋、寿司屋などさくら、おいちゃん、おばちゃんが候補として出してくれたところも人手が足りなかろうとことごとく断られ、最終的にはマドンナがいる浦安の豆腐屋に働くも失恋と同時に辞めてしまい元の生活に戻るということがあります。他は「忘れな草」で職安を頼って酪農農家に住み込みで働くも3日で倒れて結局迎えに来たさくらと共に柴又に帰る形で辞めてしまったり「紙風船」ではセールス(営業職)の面接を受けるも不採用に終わったり「口笛を吹く寅次郎」ではお坊さんの後を継ごうと御前様に修行と同じことをさせるように頼むも3日で逃げてしまったりと結局失敗だらけに終わります。恋愛面ではマドンナの他に「夢枕」では寅さんお見合い相手を探そうとおいちゃんやおばちゃん、タコ社長や御前様が探してくれているものの先述の通り評判の悪い寅さんは彼の名前を出したところで即刻破談になるなど見合いすらできず(漫画版では御前様のつてで家庭内暴力にあっていた未亡人の女性と見合いになりかけ、とら家ファミリーは張り切るも寅さんも緊張ほぐしのためか行く気になれなかったかは不明だが見合い直前に散歩し立ち寄った床屋さんにひげを剃ってセットしてもらうように頼んだ際後から来た客に自分のみならずお見合い相手のことにも笑われて腹を立ててしまい怒って暴力を振ってしまった結果破談になってしまったというストーリーがある)マドンナ以外にまともに恋をしたことがないのが寅さんです。他にも「恋愛塾」ではタコ社長の娘であるあけみちゃんから「私と結婚すればいいのに」と言われたことがあるものの、寅さんは「タコ社長に対してお義父さんと呼ぶのは嫌だ」と断っている場面もあります。勿論このあとタコ社長と喧嘩になりますが…最後に実家である「とらや」(後の「くるまや」)の跡取り絡みですが、先述の望郷編で就職先を探す場面でも「とらやを手伝う」という選択肢は寅さんにはなく、「知床慕情」ではおいちゃんが入院中の間だけでも手伝おうとするも「丸めるのは体中が痒くなるから嫌」、「串に刺す仕事も自分の目を差しそうになって怖い」、「あんこの臭いをかぐと吐きそうになる」、「配達は股ずれするから嫌」、「帳簿は無理」、「茶坊主みたいなことはしたくない」…とことごとく仕事内容を嫌がる有様…結局電話番になるも仕事中に居眠りしたりトイレ行ったり漫画本を読んではサボったり電話対応しても相手の名前を聞き忘れるなど杜撰だったりと跡取りすら機能できずおばちゃんを呆れさせて「これだったらお店売り払ってアパートで暮らすのがよっぽどまし」と言われる始末…