寅さんの更なる特徴

寅さんの更なる特徴

お疲れ様です!KIRIです!今回は前の記事に続いて寅さんの特長を自分なりに書いていきます!

性格

先ず性格は良いところから言うと陽気で明朗快活、人を笑わせることが得意です!啖呵バイの口上が多いですが、ジョークで笑わせている場面も多々あります!他にも家族思いなところもあり、旅で疲れた家族をわざわざ家事をしてまで迎えたり失敗には終わるも叔父叔母孝行しようと競馬で儲かったお金でハワイ旅行を提案するなど家族を大切にしようとする場面も多々あります!他にも面倒見も良く子供やマドンナ、老人に対してが多いのですが、子供に対してはいじめを撃退する方法を伝授したり友達ができないマドンナの息子に遊びを伝授して他の子供に馴染めるようにしたりマドンナに対しても歌子さんに対して「困ったらとらやに頼りなよ」と助言し再就職や父との和解のきっかけを作ったり老人に対しても「俺が付いていってあげるから」と言いながら孤独の老婆に親身に対応したり等、根は心優しいところがあります。他にも情に厚いところもあり、前の妻に逃げられ赤ちゃん子育てに追われているシングルファザーの男性に赤ちゃんが「生みの母に捨てられた」自分と同じ境遇であることから同情し親身に親子共々優しくするところもあります。リリーに対しても自分と同じ人生を歩んでおり同じ境遇であることから同情して優しく接していることもあります。その他満男くんや青年に対して恋愛指南したころもあり、結婚まで結びついたこともあります。

一方悪いところも多々あり、先ずは怒りっぽくけんかっ早いところがあります。森川さん、松村さん時代のおいちゃんやタコ社長みたいに相手も怒りっぽいパターンは勿論、さくらやおばちゃん、博や下條時代のおいちゃん、リリーなど冷静にたしなめたり言い方を考えてくれる相手であっても少し自分の間違いを指摘されただけで逆上することも少なくありません。他、口悪いところもありタコ社長には「ちんけな工場」やおいちゃんおばちゃんに対して「老い先短い老人夫婦」、さくらに対しても「そよ風で直ぐ倒れて床が抜ける家なんて建てるの止めちまえ」など家族中心ですが、怒りを買ったり傷つける言い方をすることも沢山あります。その結果喧嘩になったりさくらを泣かせてしまったりなんてことも少なくありません。他にも面倒事を家族に押しつけたりカッとなると女子供であっても手を出すなど大人げなかったりとらやに下宿した人を見かけたり食べ物もらったとき自分の分が無くて腹を立てたときは悪態をつくなど大人の対応ができないのも欠点です。

礼儀・マナー

基本初対面や再会した場合などは他人行儀の如く丁寧に接しており生まれたばかりの満男くんであっても同じです。ただし、御前様や高校時代の恩師である散歩先生など例外もありますが、少しでも親しくなるとため口になり砕けた態度になります。マドンナに対しても同じで人によっては「失礼では無いか」と思われてもおかしくない態度になることも多々ありますが、柴又以外の人物が多いながらも親しんだり慕ってくれている人も沢山います。ただし、やくざ風の挨拶はできていながらもテーブルマナーなどは皆無で廻りから睨まれる有様、葬儀の火葬炉の待ち合いでも一人で遊んでいたりさくらのお見合いでは高級ホテルの場であるにもかかわらず下ネタを連発してはくだを巻いて生い立ちを愚痴るなどマナーや態度はいいと言えないことも沢山あります。他にも手紙の文章も字は汚くとも丁寧な文章でマドンナや家族に送っていることも各シリーズエンディングの定番です!

素行・態度

テキ屋家業であちこち旅しているという定職とは言い切れず堅気とも言えない職業柄ですが、「ヤクザ」とはいえ未遂含む殺人は勿論、恐喝、窃盗など意図的に邪な行動を企むことは基本ありません!実際におばちゃんが「寅はいい加減だけど人の道に外れたことはしません!」と言い返した場面もあります!ただし、寅さん自身のミスや先述のけんかっ早い性格などから犯罪をやらかすことは沢山あり、例えば払えるほどの持ち合わせもないのに飲みに行ったり旅館に泊まってはお金が払えず食い逃げや店主に対する暴力(店主が大げさに仕立てたとも捉えうるが…)で逮捕されたりマドンナの絡みで放心状態になり無意識とはいえウォークマンを電気屋から無断で持ち出したり許可もらってないのに啖呵バイやっては警察官に咎められたり近くのお店の店主に怒られたり…などがあります。余談ですが、漫画版の「恋歌」で寅さんは銀行強盗を考えかけるもあくまで冗談であり、貴子さんの喫茶店のためにどうやってお金を返していくか考えていた場面があります。更に言うと過去では校長先生を殴って自分自身が退学になったり子供の時はいたずらばかりしていたらしく「悪童」と呼ばれていたなんてこともあります。

学業・知識

学歴は「旧制中学校(今で言う高校)中退」であり、決して高学歴ではなく頭も良いとは言えません!例えば「封建主義」を「ふうけんしゅぎ」、「喫茶店」を「きっちゃてん」などの読み間違えや「今昔物語」を「コンニャク物語」、「インダストリアルレボリューション」を「インドの通りゃんせ」、「ナンセンス」を「なんでんしょん」など聞き間違えもざらにあります。他にも漢字も書けず置き手紙には誤字も沢山あったりさくらに自分の家族の行動を謙遜するためか「愚かってどう書くんだ?」と聞く場面があります。「サラダ記念日」では大学の講義に紛れ込んだ場面がありますが、からっきしついていけておらず自分の笑い話(「寅次郎頑張れ」でとらやに下宿していたワットくんが失恋だと勘違いしてガス爆発を起こした話)を語って自分のペースにしたエピソードがあります。

人望・人間関係

人間関係や人望もとらや一家や柴又の住民からするとお世辞といっても悪く、家族の中では寅さんがマドンナに恋する度に「あのゴタゴタに巻き込まれるのは嫌だ」などおいちゃんからぼやきのネタにされたり柴又では寅さんが心入れ替えて働き先を探そうとしたり、お見合い相手を探そうとするも先述の性格や素行から寅さんの名前が出てきた時点で即座に相手を怒らせたり門前払いで断られるなども少なくありません。ましてや「勉強しないと寅さんみたいに馬鹿になる」、「遊んでばかりいると寅さんみたいにアホになる」とダメ人間の代名詞とされた…なんてことも。「紙風船」では小学校の同窓会でも当時はガキ大将でいじめっ子であったことから同級生から煙たがられ浮いた存在になってしまい、最終的には送ってくれた同級生を「店の仕事があるから帰らないといけない」と言っただけでくだを巻いては同級生のお店を見下す有様です。タコ社長も流石に寅さんを雇おうとはせず工場に働きかけた寅さんを結局断った場面があります。その一方で旅先ではテキ屋仲間の他、旅先の住民や旅役者など慕われることも多く、旅役者から雨の中寅さんが客として訪ねてくれたからか「寅先生」や「お情け深いお客様」と慕われているほか、「子守唄」の寅さんが一時期引き取った赤ちゃんの両親やマドンナで看護師の木谷さんと結ぶきっかけを暮れた大川さん、「忘れな草」で寅さんがまともに働けずに倒れてしまい迷惑をかけてしまったものの、とらやから送ってもらった贈り物の絡みで寅さんやとらや一家と親しくなった酪農家の栗原さん、「心の旅路」で自殺しかけたところを寅さんに助けられ、色々ありながらも念願のオーストリアへ旅行でき、精神的に安定するようになった心神衰弱を抱える一流企業サラリーマンの坂口さん、「紅の花」で震災当時寅さんに助けられたパン屋夫妻など寅さんに感謝している人物も沢山いるなど先述のいいところが結びついて旅先では寅さんは慕われたり親しんでると言えます!エンディングではそれらの人物と寅さんが再会する場面も多々あります!余談で漫画版のみですが、「恋歌」では寅さんが博のお父さんで元大学教授でもある瓢一郎先生が妻に先立たれ1人でいる状況を見かねて一時期寅さんが慰めるつもりで先生の自宅に泊まった際、(ここまでは映画版も共通です)お肉屋さんからは「寅さんの分はサービス」と量を増やしてくれたり酒屋さんからオススメのお酒を寅さんに勧めてくれたり地元住民にも気さくに声かける寅さんに「私はこの町に生まれ育って北海道から戻ってきて何年も住んでいるがあんなに親しく声をかけられたことがない」と地元住民から親しまれている寅さんに驚嘆した場面があります。そのことに寅さんは「先生、ブスッとしてちゃ犬だって遠慮しちゃうよ、もっと気楽にいきゃいいんですよ」と返しています。

趣味嗜好

まず食べ物関連ですが、いつもおばちゃんが作ってくれているお芋の煮っ転がしやがんもどきなど和食系、旅先などではあんパンやラーメンを食べているためこれらが好きな食べ物と言えます!その一方、鰻や天ぷらを嫌っていると語る場面があるほか洋食は好んでおらず「恋やつれ」では歌子さんが来るまでハンバーグを「横文字なのは食べたくない!」と語っていたり「心の旅路」ではオーストリアの食文化に馴染めず出された食事も手つかずにおり、たまたま知り合った金町出身のマダムから鮭茶漬けをいただくまでまともに食事にありつけなかったほどです。

他にも人物関連はマドンナや美人の女性を好んでおり、彼女らがいると態度を手のひら返ししたり口出したりしています。一方外国人や高学歴などインテリと呼んでいる人物を毛嫌いしており、「春の夢」で一時とらやに下宿した薬のセールスマンをしているアメリカ人のマイケルや「夢枕」で御前様の甥で大学教授でありとらやに下宿していた岡倉先生、第2作で寅さんが入院していた病院の医師で恋敵となる病院の先生に対しても当初は悪態をついたり小馬鹿にした態度を取っていました。

乗り物関連はいつも汽車や鈍行列車、バスでの移動が多く新幹線や飛行機を嫌ったり船に対しては船酔いしている場面があります。特に飛行機に対してはキャビンアテンダントに説得されるまでだだをこねたり新幹線も乗るのを嫌がったりする場面があります。

健康面

自他共に語るとおり「身体が丈夫」なのが取り柄なのですが、体調を崩した場面も無いわけではなく第2作では食べ過ぎた結果入院したり「忘れな草」でも酪農家の激務に追われた結果、倒れてしまったりと体調を崩した場面もあります。また、お酒にも比較的強いのですが「子守唄」では二日酔いになった場面があります。

家族、身近な人物との接し方

普段は「老い先短い老人夫婦」や「出来損ないの妹夫婦」など三人称も雑な表現で語るなど悪くしか言ってないように見えたり、特に博や源公に対する接し方が最も雑であり博に対しては喧嘩を止めようとしてもいつも突っぱねられたり「歌子さんは働けるようにならないといけない」というさくらの言い分も「お前の所の亭主(博)がその分働けばいいじゃないか」と返す場面が顕著です。源公も「子守唄」では赤ちゃんを押しつけたりとそちらも接し方は雑で源公も寅さんの泣いた似顔絵と悪口を書いた紙を貼って鐘を突いたり犬に「トラ」と名付けて争いの引き金を引いたりと寅さんに仕返しする場面もあります。

その一方、寅さんは家族を嫌ったり大切にしていないわけではなく先述の叔父、叔母孝行の他、「私の寅さん」ではおいちゃんおばちゃん、さくらと博、満男くんだけ家族旅行に行き寅さんだけ留守番している中、酔っていながらもおばちゃんが旅行を楽しんでいることを聞いては安心したり博に「老い先短い老人夫婦を楽しませてくれてありがとう」と返したりする場面があります。また、家族が帰る前にタコ社長、源公と共に疲れを癒やそうと家事を率先して行うなど家族に対して気を利かせる場面もあります。タコ社長に対しては普段は喧嘩になることが殆どですが、険悪ではなく先述の通り一緒に家事を行ったり共に留守番したりとたまに仲良くなる?こともあります。満男くんに対しては面倒みよく接しており、「俺みたいになるなよ」、「勉強しろよ」と諭しては満男くんのことを気遣うこともあれば、仕事の都合上いけなくなった博の代わりに運動会に保護者として参加しようとしたり満男くんの会社に挨拶にいこうとするなど行き過ぎた行動も見られます。生みの母であるお菊さんとの関係は再開当初はお菊さんも寅さんに対して「金の無心ならお断りだよ」と突っ返されて寅さんもそのことに憤って険悪になってしまったようにも見えますが、第2作のエンディングでは何事も無かったかのように会話している場面があったり「奮闘編」でも「寅さんが所帯を持つ」連絡を受けて駆けつけたりと和解はしているようです。

他にも「夢枕」の岡倉先生や「寅次郎頑張れ!」のワットくん、「春の夢」のマイケルなどは押し売りと間違われたり寅さんが毛嫌いするタイプであるインテリや外国人などから最初はひねくれた態度をとるもパチンコ屋で攻略法伝授してもらったり誤解が解けるなどで次第に意気投合ししまいには恋愛指南したりマドンナに惚れて体調を崩した岡倉先生の代わりに大学に行って書類を提出しに行ったりマドンナに先生の思いと伝えようとするなどをしたこともあります。

喧嘩・家出

寅さんの場合、大抵帰ってきてはすぐおいちゃんやタコ社長などと喧嘩して家出し、また帰ってきては家出しかけるパターンがお約束ですが、その各シリーズ、特に松村おいちゃん時代では2回目の家出しかけるシーンにマドンナとばったり会ったりマドンナから電話がかかってくるなどで「北海道に言って鍛えなおしてくる」や「遠くで馬車引きをやる」、「歌子さんの生涯を見守りながら暮らすつもり」といって二度と帰ってこないとに言っておきながら態度を翻しマドンナを泊まらせたりとらやに入れる形で家出を思いとどめるシーンがよくあります。シリーズによっては家出しかけるシーンがないものもありますが、失恋と同時に家出しエンディングの場面で旅しながらシリーズに登場した登場人物と再会したりバイをやることがお決まりになっています。特に寅さんは正月は商売のし時らしく大抵とらやに帰らず旅先にいることが多いです。ちなみに家族がらみの喧嘩はおいちゃんやタコ社長が多く、他にもとらやに下宿したマイケルや寅さんを押し売りと間違え通報していたワットくんなど青年パターンも多々ありますが、その反面御前様やマドンナに対しては喧嘩する場面はなく、特にマドンナに対しては深夜管をまくリリーに対してたしなめる程度で手を出すことはありません。

仕事柄

普段はテキ屋として旅先や近所でバイやっていることが多いのですが、堅気に戻ろうとセールスの求人に面接する形で就活したり豆腐屋や酪農家に住み込みで働いたりお寺の跡を継ごうと修行したりしたこともあります。しかし、3日で音を上げたり倒れたり失恋と同時に辞めたり不採用に終わるなど成功や定着したことはありません。他にもとらやの跡取りとして店を手伝おうとするもまじめに働かずおばちゃんを呆れさせるなど跡取りとしては機能もしておらず本人もその気がないこともわかります。

ざっと書いていきましたが後日寅さんファミリーについても書いていきたいと思います!