「たんけんぼくのまち」について
お疲れ様です!KIRIです!今回は、いつもと違う記事を書いていきます!
ちょっと前から、NHKでかつて放送されていた「たんけんぼくのまち」に興味を持っています!とはいえ放送が1984年から1992年までだったのでリアルタイムで見た世代は30~40代がほとんどかと思いますが、KIRI自身は中学時代である2009年に放送されたEテレ50周年の再放送特番からでした!その時、主人公である「チョーさん」の明るくて失敗してもくじけない人柄を見て自分も見習いたいと思ったことがこの番組に興味を持ったきっかけです。
しかも放送1~2年目が地元の近くである諏訪市でロケしていたこともあるので親近感がわきました!然しながら時が経つにつれチョーさんも放送当初は20代後半ながら最終回近くなると30代を迎えていたためや年齢や声優の仕事の絡みもあってか自ら「辞めさせてください!」と番組側に直談判し、92年にチョーさんが目標通り店長になって独立し、放送終了したわけですが、「たんけんぼくのまち」が放送終了したのはそれだけではない気がしています。
先述のチョーさんの意向もありますが、この番組自体ロケ地が地方都市であり、エキストラも一部ディレクターさんなどスタッフを除いて地元住民がほとんどだったため(もちろんチョーさんの雇い主の設定で個人商店の店主夫妻であるおじさん、おばさんもですが)地方都市の過疎化やコンビニエンスストアやスーパーマーケットの普及、個人商店の経営者の高齢化などに伴う個人商店や商店街などの衰退、近年ではインターネットの普及により場所特定が容易になってきたことなどもあり得るのではと思います。実際、先述の放送2年目までのロケ地である諏訪時代のおじさんの個人商店は2009年の再放送分では長野県の郷土料理であるおやきを製造販売するお店に変わっており、おじさんも放送時代から鮮魚をさばく腕を見込まれそれに関するお仕事に就職したといいます。他、放送最後の年のロケ地である三浦時代のおじさんは今年の8月に放送された再放送特番では元気そうでかつてチョーさんが書いていたたんけん地図を黄ばんだ状態になるまで取っといてくれていたと語っています。その一方、放送3~4年目のロケ地である那珂湊時代のおじさんはチョーさんのブログによるともうお亡くなりになられたそうです…リアルタイムでは見ていなかった世代とはいえ、再放送などで見てみるとちょっと寂しい気持ちになります。
また、「チョーさん」の役柄ですが、1992年の放送終了から2009年の再放送特番が始まるまでほぼ一切登場しなかったこともあり「チョーさんは死んでしまったのではないか」という噂もあったほどですが、再放送前にご本人は「生きてるよ!」と主張しており、実際の再放送特番でも「かえってきたチョーさん」というタイトルで一度店長として独立したものの、経営不振でお店をたたんでおり、自分を見つめなおすためと最初に雇ってもらったおじさんおばさんに再会するために諏訪にてロケした時も「生きてるよ!」と主張したほどでした。その後もEテレ60周年の番組や「ワンワンパッコロ!キャラともワールド」などのNHK番組でも再登場しており、チョーさんの役柄は復活してきています!
チョーさんを演じている俳優さんですが、今も先述の役名から「チョー」という芸名にしています!放送当初はまだ俳優として活躍できておらず劇団員の下積み時代だったこともあってか表記も「ながしま しげる」と本名表記でした。後に自分の本名や好きなプロ野球の球団や選手の名前からとって「ながしま ゆういち」と名乗った後最近になって「チョー」と芸名を名乗るようになって今に至っています。「できるかな」のノッポさんで活躍した後「みんなのうた」の「グラスホッパー物語」でブレイクした高見のっぽさんもNHKの番組の役名から芸名を名乗るようになった俳優さんです。
チョーさんご本人はたんけんぼくのまちが放送終了した直後はなかなか仕事がなかったらしく貯金を切り崩したりアルバイトしたりで生計を立てていたとのことですが、その後声優としての仕事が増えるようになり今や「いないいないばあっ!」のワンワンや「ONE PIECE」のブルック、「ひだまりスケッチ」の校長先生など売れっ子声優になっています!特にワンワンの役柄は子供のみならず子育てする親御さんのことも考えて演じているとのことなので尊敬しますね!
たかが子供向け番組と思っているかもしれませんが、今となって思うと懐かしく感じたり、子育てするようになってきた後に再び興味を持つようになったりと人によるけど興味深いと思いますよね。
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