アニカビを振り返って(動物・自然編)

アニカビを振り返って(動物・自然編)

お疲れ様です。KIRIです。Switch2のソフト「カービィのエアライダー」が発売されてからカービィの熱が再燃したこの頃、特に思い出に残っているのがアニメ「星のカービィ」(以下:アニカビ)!子供向けであり、当時自分も小学生でしたが子供のみならず大人にも教訓になる内容!まずは動物の気持ちや環境、自然にまつわる回を振り返ってみたいと思います!

第5話「怒れ!ウィスピーウッズ」

まだ放送初期、アニメのデデデ大王(以下:陛下)がカービィを目の敵にして魔獣を呼び、追い出そうとするシーンが多かった頃でカービィ達が森に来ていたときに陛下が森の王様である「ウィスピーウッズ」にカービィ達が敵だとけしかけウィスピーウッズも武器のリンゴを使い切ったのをいいことにカービィを捕まえながらウィスピーウッズを含む木を切り倒しゴルフ場にするという近年の環境破壊を再現した所行を行いました。そして陛下はゴルフ場オープンとそれによる村人達の友好の証と称してセレモニーを開くも森を荒らした陛下に対して村人達が敬服するわけもなく寧ろ猛抗議!フームとブンも抗議に走るもワドルディ達に止められカービィも陛下にゴルフボールとして打たれそうになる中、カービィがウィスピーウッズを蘇ることができる金のリンゴをやっとはき出し、ウィスピーウッズが復活!そして陛下達を成敗し森を蘇らせゴルフ場にされた森が嘘のように戻っていった!その後陛下達は森をさまよいカービィ達はウィスピーウッズの上から見物するのであった。

第43話「ヒツジたちの反逆」

レン村長が経営している牧場で飼われているヒツジ達がある日突然カービィや羊飼い達を襲い脱走、それをレン村長は憤慨し一度羊飼いを解雇しかけるもヒツジ達の様子がなにやらおかしい…そう、ヒツジ達は意志を持って行動しているのではなく「アモン」という魔獣に洗脳されていたのだ!アモンはかつては牧場に飼われていたヒツジだったが陛下に食べられかけたところを寸前に逃げ出し途中で雷に打たれて魔獣と化し、自分たちヒツジが「家畜として人間に飼われて言いなりにされており最終的に毛を刈られて食べられる」という運命に嘆いて憤りヒツジたちを自由にさせようと復讐を狙っていた!最終的にはヒツジ達をオオカミに見立て遠吠えをさせ、それのみならず肉食動物にさせ村人達をヒツジに見立ててヒツジの鳴き真似をさせようとした!カービィに対して中々ヒツジの鳴き真似をしなかったからといい憤慨してカービィを襲い更にはヒツジを食べようとした陛下やエスカルゴンにも突進する!カービィもニードルのコピーをして抗えるも中々歯が立たない有様…万事休すと思われたがフームがとっさに羊飼いから笛を借りて吹くとヒツジたちは我に返って羊飼いの元に戻っていった。ヒツジたちはアモンの自由にさせたい考えとは裏腹に家畜として生きていくことを選んだからだった。それを知ったアモンは「所詮ヒツジはヒツジ」「ヒツジにはヒツジの幸せがある」と悟り魔獣からヒツジの姿に戻っていった。フームとブンはアモンの考えに共感するもアモンは二度とヒツジには戻れずオオカミとして自由を求めて旅を続けていくことを決意、カービィとの再会を約束し遠吠えしながら走って行くのであった。

第56話「わがままペット、スカーフィ」

ある日、陛下は「スカーフィ」という高級ペットを飼い、かわいがり始めた。スカーフィは陛下に懐き陛下もそれにデレデレになるもしつけが全くなっておらずカービィに噛みついたり道に飛び出しては車にはねられる有様、然し陛下はカービィや車を運転していた村長のせいにし理不尽に制裁を与える始末、スカーフィの態度もエスカレートしていった。スカーフィが寝た後エスカルゴンが陛下に出費がかかると指摘しこれまでうっとりした陛下の態度が豹変、なんとスカーフィを車に乗せ森に捨てていった!その後スカーフィは数を増やして森の動物やヒツジ、村人たちを遅う一方…仕舞いにはデデデ城まで行ってエサをねだりに来ていた!そんな陛下たちは同時に注文していた餌を与えるもそのエサは魔獣化させる薬でスカーフィは更に大暴走!カービィは陛下のハンマーを吸い込みハンマーをコピー!応戦してスカーフィをおとなしくさせた!…ものの数が増えすぎたスカーフィを陛下は対応に困り果てカスタマーサービスに返そうとするも多額の引取料が発生し途方に暮れるのでった…無責任にペットを捨てる人に対しては立派な教訓であると言える。

第66話「さまよえるペンギー」

ある日、常夏のププビレッジにまたも雪が降り疑わしく感じたフームとブンは先ずまた陛下たちの仕業かと思って疑いをかけた。しかし、陛下たちは魔獣の料金を滞納したため魔獣の購入を差し止められているという。そんな中、ペンギーたちがププビレッジに来て「村人と交流したい」と言ってきた。ペンギーと村人たちが仲良くなっていくもフームはペンギーたちに疑いをかける。最終的にペンギーたちが雪を降らせていることに突き止めるもばれたことで開き直ったペンギーたちはフームたちを始め村人を捕らえ始める。暖房をつけてくつろいでいた陛下やエスカルゴンにもそれが及び陛下とエスカルゴンをこき使いデデデ城まで乗っ取っていった。カービィたちはペンギーの兵士たちを欺き変装して抜け出しメタナイトと合流、そしてカービィに対する今までの所行を嘆いた陛下たちとも合流しボスのペンギーの元ににたどり着くことに成功した。ボスのペンギーに戦いを挑むカービィだがペンギーたちも好きで侵略したがっているわけではなく温暖化で住むところを失いさまよっているというのだ。その後ボスのペンギーは怒り出しカービィを追いかけるとカービィもアイスのコピー能力で応戦!然し中々優勢にならずエスカルゴンはファイア系の魔獣を呼ぶことを提案、注文した魔獣は滋養強壮ドリンクだったが火山の活動を促進させるという物でカービィにそれを渡す、ギラウエア火山にカービィがそのドリンクを流して火山を噴火させたことで雪は解けペンギーたちは負けを認め帰って行った。それをいいことに電気を無駄遣いにしてくつろぐ陛下たちだったが温暖化を案じたフームは陛下たちに節約を提案するのであった。

第87話「襲撃!カラスの勝手軍団」

ゴミ処理に困った陛下たちは不法投棄を仕掛けるも村人たちに咎められてしまう。その後陛下たちは中庭にゴミを放置しカラスに食べさせるというのだ!陛下はあたかもwinwinで浮かれているものの、食料を保証してくれるという陛下の約束とは違いカラスたちは中々納得がいかずまだまだ足りないと憤慨!更に陛下は村に行けば食料が沢山あるとなすりつけ村にカラスを襲わせることに。然し村人も抗い石を投げてカラスを追い出し陛下たちもくつろぎながらカラスが再びデデデ城に来ると今度は大砲でカラスたちを追い出した。それに憤慨したカラス軍団のボスは復讐を誓い拾った液体を飲んで「クロウエモン」という魔獣となっていった。更にトッコリやクーを含め鳥たちを洗脳し村を襲いダイナブレイドの雛であるダイナベイビーを捕らえダイナブレイドが攻撃できないのをいいことに好き放題攻撃していった。クロウエモンはダイナブレイド親子に食料をとられて満足に食料調達ができず不満を爆発していたのである。そんな中フームの指示でカービィが羽を吸い込みウィングをコピー、カービィが洗脳された鳥たちを撃破しダイナベイビーを助けたことでダイナブレイドも反撃。最終的クロウエモンはダイナブレイドに再度攻撃するも攻撃できるようになったダイナブレイドの敵ではなく一撃を食らい撃破され陛下たちにめがけて飛ばされていった。そしてクロウエモンは元のカラスのボスに戻りフームに「俺たちが生まれ育ったあの森に帰りたい」と心情を吐露した。それに応じるフームにブンは反発しかけるもフームも「住む場所もえさ場も減っている、可哀想でしょ」とカラスの状況を案じていた。そんな中カービィとダイナベイビーはカラスの雛たちと意気投合していた。カラス軍団のボスの「そうしてくれなきゃ何れまた騒ぎが起きる」も「本当は暴れたり襲いたくないのに生き延びるが故そうするしかない」と訴えているように捉えられる。

ざっとこんな感じで書いていきましたが、今後も時間とれ次第アニカビを振り返って書いていきたいと思います!

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